narutotaiぐい飲み

本家松浦酒造さんと矢野陶苑さんのコラボ商品として、narutotaiぐい飲みを企画させていただきました。

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本家松浦酒造のすぐ近所には、230年以上の歴史がある伝統的な陶器・大谷焼きの窯元がいくつもあります。その1つ、矢野陶苑さんには、山にそって作られた登り窯があり、今でも現役で焼き物を焼いています。
大谷焼きの特長は、身の丈ほどもある大甕や睡蓮鉢などの大型陶器。かつて徳島の一大産業だった”藍”を入れる甕として、また地元で作られた”酒”や”醤油”なども大谷焼きの甕に入れて運ばれていたそうです。大きな陶器が発達したのは、藍・酒・醤油など、大瓶を使う産業があるからこそだったんですね。

矢野陶苑さんに、「生缶」ーーアルミ缶入りの「鳴門鯛 吟醸しぼりたて生原酒」ーーに合うぐい飲み。「生缶」の横に置いてちょうどいい雰囲気で、小さすぎず、大きすぎずのぐい飲みサイズをお願いしました。試作品で実際に「生缶」を飲んでみて、もう少し飲み口が薄い方が・・・というようなやりとりもしながら製品化は進みました。
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矢野さんが開発された阿波青石を使った釉薬は派手すぎず、落ち着いた色合いが特徴です。青石は徳島県で多く見られる緑色の石なんですが、釉薬に入れて焼くと茶色に変化するそうです。青石の成分が深みのある色を作り出しています。

narutotaiぐい飲みは、生缶などのお酒と一緒に、こちらの鳴門鯛たのしいお酒ショップで販売中です。